5時起きでのお弁当生活、春から新たなステージへ!!


by antmama-kei
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電話してくる男たち

今回の台風では、奇跡的に被害が少なかったけれど、
去年の台風19号では、県内全域に大きな被害があった。

台風19号がやってきた日、
午前中から雨風がひどくなり、午後早い時間から暴風雨が吹き荒れた。
瓦が飛び、車庫が壊れ、雨漏りし、
我が家も築20数年の事務所も、かなりの被害を受けた。

そんな大嵐の日にも
我が家の男性たち(=舅・夫)はいつもの通り会社に出かけていた。

彼らは会社が何よりも大好きなのである。
舅は若い頃、「子ども達を海に連れて行ってやる。」と姑と約束し、
「その前にちょっと会社に行ってくる。」と言って出かけたまま、
忘れてしまって、すっぽかしたことがあったそうな。

姑はそのとき、「こんなオトコを当てにするもんか。私だけで子どもの面倒を見よう。」
と決意して、運転免許を取ったそうだ(いまだにペーパーですが・・)

我が家に落ち着ける居場所がないのか?とも思うけど
(図星!に近い)
二人とも会社の机に向かって仕事をしている以外に
楽しみがないのである。
仕事を取り上げたら、即座にボケるか死ぬと思うよ。

そんなわけで、雨風が激しくなってきたとき、
家には女子どもしかいない、というのは、
我が家にとってはデフォルトである。

19号の雨風が激しくなり、
「屋根の上で誰か走ってる?!」というほどゴトゴトと瓦が鳴り、
今にも破れそうにリビングのガラスが風でふくらみ、
あちこちからボタボタと雨漏りしはじめ、
「これはヤバイかも。どうやって子どもを守ったらいいの?!」と
必死になっていたとき、電話が鳴った。

夫からである。

「事務所のマットが飛んでいったんだ。拾いにいったほうがいいかなぁ。」

「こんな風の中を出て行ったら、死ぬよ!マットなんかほっといていいよ。」
と思わず怒鳴ってしまう私。

切ると、また電話。今度は舅だ。
「会社の前が川のように水が流れよる。大変な雨風だ。」

いや、お舅さん、同じ熊本市内ですから、
こちらも大変な雨風なんですけど。
家のなかに川が出来てますけど。
てか、こちらはか弱い(??)女子どもだけで家を守ってますから。

電話が切れると、また電話。今度は夫。
「停電した。パソコンが使えん。仕事にならん。」

あのねぇ、事務所は我が家から徒歩10分弱。
うちも停電してます。どこも一緒です。

電話はリビングに置いてある。
窓ガラスは風圧で大きくふくらみ、今にも割れそうだ。
もし、割れたら
 -私は受話器を握ったまま、秒速60メートルで飛んでくるガラスの破片だらけ

『こんな不毛な電話の最中に死ぬのはいやだ~!』

私の悲痛な心の叫びを知ってか知らずか、
二人の男から代わる代わるかかる電話は、
どこかで電話線が切れたらしく、電話が突然不通になるまで
続いたのだった。

先日の台風のとき、
今回は少し気持ちに余裕をもって、去年のことを思い返していたとき、
電話が鳴った。

夫からだった。

「今、停電しなかった?断続的に停電して仕事にならないんだ。」

(ーー;)
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by antmama-kei | 2005-09-08 17:51 | 日々のつぶやき