2006年2月8日(水) 何となく中華風スパゲティサラダ
2006年 02月 08日
★本日のメニュー★
◎手作りコロッケ
小分けして冷凍しておいたものに
牛乳で溶いた小麦粉とパン粉で衣をつけ、揚げる
◎焼鶏とゴボウのピリカラ煮
乱切りにしたゴボウと焼鶏(冷食)を炒め、
白だしで煮てから、仕上げにスイートチリソースを加える
◎何となく中華風スパゲティサラダ
①玉ねぎ・キュウリは薄切りにして塩をする
②ゆでたスパゲティに①とニンジンの千切り、ツナを入れる
③マヨネーズ・おろししょうが・ゴマ油・醤油で味付け
◎ザーサイの白菜ロール
ゆでた白菜でザーサイの千切りを巻く
◎だし巻きタマゴ
★今日の創作★
苦しいときの神頼み-ならぬ、マンネリ打破の香辛料
と言うわけで、なんかまたスパイシー弁当になっちゃいました。
“何となく中華風スパゲティサラダ”はなかなかいけました。
マヨネーズは控えめがいいみたいですね。
ザーサイの白菜ロールは味がなかった・・・
ゴーヤ味噌かなんか塗って巻いてもよかったかも。
手作りコロッケは具だけ冷凍しておいて、
揚げる直前に衣をつけるとパリッとしているようです。
ただ、今日はまとめて小麦粉衣をつけて、
さあパン粉をつけようとしたら、アレ?つかない????
よく見たら、小麦粉衣が凍り付いてました・・
一個ずつ仕上げていくのがいいみたいですね。
★つぶやき★
次女が“山”から帰ってきた。
熊本市内の小学生は5年生になると、
山にある市の施設へ、二泊三日の宿泊研修に行く。
クラスの友達と三日間も行動を共にするのは、
もちろん娘にとって初体験。
山登りやオリエンテーリングなど、外で動き回る行事が大半だったのと、
夜はおしゃべりに夢中で夜更かししたらしく、
帰ってきた日は、家に帰りついて荷物をドサッと下ろすと、
「寝る」と一言つぶやいて、それから17時間の間昏々と眠り続けた。
「とっても楽しかった。帰りたくなかった。」のだそうな。
愛地球博の国で小学生時代を過ごした私も、
5年生のときに、やはり同じような宿泊研修を体験したが、
いい思い出はない。
なぜなら、三日間のうち丸二日間は、
お岩さんのように顔が腫れあがってしまっていたからだ。
どうやら一日目の夜、川原でのキャンプファイヤーのあと
ロッジに戻る夜道で、漆の木に触ってしまったらしかった。
漆にかぶれる体質の私は、
翌朝から顔全体がふくれあがり、まぶたも腫れて視界が半分になった。
しかし先生は病院に連れて行ってくれなかったし、
友達は気味悪そうに私を遠巻きにして見ているだけで、
誰も気づかってはくれなかった。
学校に帰り着いて、バスから降りたときはさらに最悪だった。
迎えに来ていたお母さん達が
「あらっ?!」「ひゃあ~」と言った叫び声をあげて、
私の顔に注目しているのが分かった。
私は、誰とも視線を合わせないように、
大きな荷物を背負ったまま、顔を伏せて、家まで走って帰った。
「ただいま」と玄関を開けた私を見て、母は、
「あんたっ!その顔は?!何したの?」と叫んだ。
迎えにも来てくれないで、「何したの?」はないだろう。
毎年、秋に山に入るたびにかぶれてるんだから、
こんな顔を初めて見るわけじゃないのに。
居心地の悪さとかきむしりたくなるほどのかゆさで、
私は返事もしたくないほど嫌な気分だった。
そして何年か前のこと。
実家で姪達と宿泊研修の話をしていたら、
母が思い出したようにつぶやいた。
「あんた、顔中腫れ上がってお岩さんにみたいになって帰ってきたよねえ。
迎えにも行ってやらんで、可哀想なことしたなあってずっと思っとったよ。
あのときはゴメンね。」
ずうっと厳しい母だったし、
今でも母の遠慮会釈もない言い方にはしょっちゅう腹が立つ。
思春期には、母の一言一言にカチンときていて、
「ホントに子どもに愛情を持ってるのか?」とさえ思っていた。
不気味な顔になってつっ立っている小学生の私を
「可哀想にねえ。迎えに行かなくてごめんね。」といって抱き寄せてくれれば
ハッピーエンドだった。
症状がおさまるわけじゃないけど、お互いに気持ちは満たされたと思う。
でもそれが出来なかった母は、
本当は不器用な愛情表現しかできない人なのかもしれない。
眠り続ける次女の顔を見ながら、そんなことをふと思い出していた。
by antmama-kei
| 2006-02-08 20:02
| お弁当