2007年5月16日(水) インゲンとニンジンの肉巻き
2007年 05月 16日
◎インゲンとニンジンの肉巻き
◎里芋の揚げ煮ジンジャーバター風味
◎ブロッコリーのオリーブオイルソテー
◎キュウリとわかめの酢の物ゴマ風味
◎ほうれん草入りタマゴ焼き
★今日の里芋の揚げ煮★
煮崩れるほど柔らかく煮た里芋の煮ころがしが大好きです。
でも、冷めるとトロ~ンとした食感がなくなるので、
お弁当には不向きかな。
ということで、今日は揚げ煮にしてみました。
【里芋の揚げ煮 ジンジャーバター風味】
①里芋を一口大に切り、電子レンジで2分ほどチン♪
②①を中温できつね色に揚げる。
③小鍋に砂糖・醤油・白だしでタレを作る。
④②を③に入れて煮からめ、仕上げにおろししょうがとバターを入れる。
出来立てはつやつやしてそれはそれは美味しそうだったんですが、
お昼にお弁当のふたをあけてみたら、シワシワになってました・・・
でもとっても美味しかったですよ♪
バターはほんのひとかけで大丈夫みたいです。
今日はゴン太郎弁当もあったので、メニューにはちょっと悩みました。
残したら・・タダじゃおかん!!
★つぶやき★
なんちゃって大学生Keiが受講しているクラスの先生は、
ずっと大学で教えてきた、というナイスエイジのおじいさまである。
このおじいさま先生、
「ボキャ貧」とか「ヘキサゴン(もちろんクイズ番組)」とか
トレンディーな(死語!)語彙もお使いになるし、
学生がしゃべっていようがいまいが、同じトーンでしゃべる、
というなかなかのお方である。
ま、先日はついに「ちょっとうるさいよ」とのたまったりもしたが。
午後からの授業なので、深い深い眠りについている学生さんも多いし、
最前列で堂々と内職をしている学生さんも多々見受けられる。
それも無視、というのは、教師としてのキャリアを相当積んでいなければ
出来ないわざであろう。
学生が聞いていないことにいちいち腹を立てていたら先生は身が持たない。
学生は聞こうとしないもの、習ったことを忘れるもの、と思わなければ、
先生方の脳内血管は今ごろ存在しえない。
我が身の若かりし頃を振り返ってみれば、深く納得できる-あ?私だけ?
このおじいさま先生が最初に自己紹介をされたとき、
「定年退職してから11年。定年は6○歳だから、今年で7○歳になります。」
とおっしゃった。
失礼ながら、お年の割には動作も声量も歯切れもなかなかのものじゃないの、
と思っていると、
私の周りの若い学生さん達のあいだから、いっせいに
「え?すご~い!」
という感嘆の声があがった。
うん、確かにすごいよね、70も半ば過ぎて若い学生を相手にされるんだものね。
と思っていると、
「え?すご~い!すごいね。すごいよね。すご~い。」
と声は続いていく。
なにが?そんなに何回も繰り返すほどすごいことって一体なに?!
「すごいよね。すごくない?すご~い!」
「うん、すごい、すごい。ねえ?」
「うん!すごいよね。」
教室の中に「すごい」がさざなみのように広がっていく。
それはまるでウェーブをしているかのよう。
口々に発せられる言葉はただ「すごい。」
「すごい」ウェーブは寄せては返し、しばらく教室中がざわめいていた。
そしてまた別の日。
うちのへっぽこスクールに先日から通い始めたAちゃんと
自宅に送り届ける車中で話していたときのこと。
Aちゃんは今春大学受験がうまく行かなくて、
海外への進学を目指している。
おっとりとした話し方が可愛らしい女の子だ。
彼女には夫が週に一度、留学準備コースを教えている。
「・・でね、うちの先生(夫)は医療系の学校でも教えてるもんだからね。」
と私が言うと、後部座席のAちゃんは無邪気に
「え~?教えてるんですかぁ?すご~い!
先生なんですかぁ。すご~い、すご~い!」
・・・いや、あなた、さっきまで授業受けてたよね?
授業をする人のこと、普通は先生って言わない?
おばさんの思い違い?
言葉の合間にカチカチとかすかな音がするところをみると、
ケータイをいじりながらの発言だったろうと思う。
彼女はそのあと何回も「すご~い、すご~い」と可愛らしく繰り返していた。
発する言葉はただ「すごい」
これって・・・
すご~い♪
と思う私なのは、やはりナイスなお年頃のなせるワザ?
by antmama-kei
| 2007-05-16 14:38
| お弁当