5時起きでのお弁当生活、春から新たなステージへ!!


by antmama-kei
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メル夫くん

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忙しい、忙しい、とわめきつつ、
ひたすら時間の切れ端を寄せ集めて、
あれやこれやを次々と片付けていく生活もちょっと一段落。

大学の課題は結構きつかった。

もともと書くことは大好きだし、
言葉そのものがひたすら好きだ。
それは「作家になりたい」と作文に書いた小学生の頃から変わらない。

意識を集中させる。
頭の中で、断片的に芽生えているイメージに、
意識のフォーカスを合わせる。
でも真正面から向き合うと、
イメージはするりとかわして逃げていってしまう。

だから、遠回りしながら、ときには道草を食いながら、
ゆっくりと外堀を埋めていく。
そんな作業を続けていくうちに、
突然、イメージのなかから言葉がつむぎだされてくる。
そうなれば、あとは糸をたぐりよせていくだけ。
違う方向に行きそうになるときもある。
たぐりよせた糸は間違いだったと気づくときもある。
そんなときは、最初から作業をやり直す。
そうやって言葉を織り上げ、イメージを言葉にし終える作業は、
なかなかなつかない動物をうまく手なづけたときのような満足感がある。

今回の課題は、いったん書き上げたものを
先生のアドバイスに従って書き直す、という作業の繰り返しだった。
ライターの真似事をしていたときも、
書き直しを指示されたことはあったが、
今回のように、毎回、相当部分を書き直す、というのは初めての体験だった。


ある晩、かなり遅い時間になっていたが、
ようやく、これならいいか、と思える状態にまでこぎつけた。
作業に集中している間は、
カーテンをへだてて隣で授業をしている夫の声も耳に入らない。
夫や生徒さんの存在すら意識にないことが多い。
その晩も、書き終えてふと気づくと、
隣の教室スペースにはすでにもう誰もいなかった。
時計を見ると、授業が終わってもうかなりの時間が経っていた。


書いている最中からおかしいとうすうす感じてはいたのだ。
足元からじわじわと冷気がはい上がり、まとわりつく。
ひざかけをしっかりと巻きつけても、
腰から背中にかけて、さらに容赦なく冷え込んでくる。
指先は氷のように冷たい。

でも、私の事務スペースとカーテンで仕切った教室スペースは
ファンヒーターで強力に暖房されている。
さっきまで授業をしていた夫は、冬はかぎりなく暖かいのを好む人だ。
なのに私は寒い-ということは風邪でも引いちゃいましたか?

と、思ったら、


あっ!!


なんでファンヒーターが消してありますかぁぁぁぁ???



夫はいつも、電気つけっぱなし、ストーブつけっぱなし、エアコンつけっぱなし、
彼の脳内には、「スイッチを消す」というシナプスが欠如しているか断線しているに違いない、
と疑いたくなるほどの人だ。
「使わないときは消す」を父から徹底的に叩き込まれた私には、
エネルギーたれ流し状態の夫の行動は、結構気になる。
なのでいつも、
さりげなく夫の後をついてまわって、スイッチをせっせと消して廻っている。

その夫がファンヒーターを消した!
しかも私がまだ作業をしているのに!!


このあと何回か同じ目に遭わされた。
夫が授業を終えて2階の事務所に上がって行く。
すると、じわじわと冷え込んでくる。
まただよ、オイ!ここに奥さんがいるのが見えませんかね~(怒)
なんで、誰もいない部屋の暖房や電気はつけっぱなしなのに、
人がいる部屋の暖房はマメに消しますかねぇ。

夫は、
自分が教えている専門学校の学生たちを、
近頃「メルモちゃん」と呼ぶことにしたそうだ。
メルモちゃん、言わずと知れた「ふしぎなメルモちゃん」である。
当世の学生諸君は、
ジェネレーションギャップなんていう可愛い言葉では定義できない
根本的なコミュニケーションギャップを抱えている子が多い。
夫の生徒諸君にはそういう子がかなりの割合で存在する。
そんな子たちは「メルモちゃん」としか呼びようがない、と夫は言う。

ならば、私もつつしんで贈呈しようじゃないですか、夫さま。

きみは


メル夫くんだっっっ!!

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by antmama-kei | 2008-01-31 18:09 | 日々のつぶやき