5時起きでのお弁当生活、春から新たなステージへ!!


by antmama-kei
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男には向かない職業

その日、私たち家族は焼肉店にいた。

我々両親の仕事は夜がメインなので、
家族そろって夕食を食べるのは日曜日だけ、という我が家では
夜、家族そろって食事に出かけるということが
ほとんどない。

  外食すると、運転する私は飲めない、
  というのも夜の外食を敬遠している主な理由でもあるのだが。

なので、
ランチで焼肉に行ったりする私や、
部活の打ち上げなどで焼肉に行ったりするのってぃはともかく、
しぇてぃもゴン太郎も、ひょっとしたら夫も、
焼肉店というところには足を踏み入れたことがない。

かねてからそれをぶつくさ文句言っていた子ども達と
「じゃあ、お姉ちゃんが大学に合格したら焼肉に行こう。」
ということになっていた。

のってぃお勧めのお店は我が家から車で20分くらいのところ。
人気があるそうだし、週末でもあるので、
あらかじめ席を予約しておいた。

通された席は奥まった小さな座敷で、
ついたてをはさんで隣の席には、
初老の夫婦が座っている。

席につくやら、メニューを広げてあーでもない、こーでもない、
と騒がしいこちらの席とは対照的に、
二人ともお冷とおしぼりを前に置いたまま、所在なげだ。

やがて七輪が運ばれてきて、注文の肉がやってきて、
「ひゃ~美味しいね。」「いつもうちのBBQで食べる肉とは全然違うね」

  我が家ではいつもGWに
  「GWなのにどこにも出かける予定がない家族のためのBBQパーティ」
  を開催しているのである。
  来客レコード31名を誇るこのパーティでは
  質より量をモットーに肉を調達しなければならないのは言うまでもない。

などと子ども達が歓声をあげ、
焼けた肉を公平に分配するのに、母が細心の注意を払っている間にも、
隣の席に肉が運ばれる気配はない。

こちらの席で肉を焼く香ばしい匂いが、両方の席に充満したころ、
若いカップルが現れた。

聞こえてくる会話から推測するに
娘とボーイフレンドをもてなす両親、という関係のようだった。
小さな部屋だし、仕切りにもならない申し訳程度のついたて越しでは
その気がなくても彼らの会話は聞こえてしまう。

肉を焼きながら、食べながら、
聞くともなしに聞こえてくる会話からさらに推測するに、
彼女はおめでたであるらしい。
お父さんが彼にぎごちなく話し掛けている様子に、つい、
そう遠くない将来、夫と私もこんな立場になる日が来るんだよなぁ、
と空想してしまう。
あ~でも、いくらイマドキ珍しくないとは言え、
やっぱり出来ちゃった婚は心臓に悪い。
そういう事態は避けてほしいなぁ、などと思ったりもする。

お腹一杯食べて、満足した帰り道。
車に乗り込むや、娘たちが口々に 

「ね、あの女の人、おめでただよね。」
「これから式を挙げるみたいだったよね。
 ドレスの話とかしてたもん。」
「お姉ちゃんがいるみたいだったよ。
 だってお母さんが『それ、お姉ちゃんに言ったの?』
 って言ってたもん。」
「今日はあの二人、あそこの家に泊まるみたいだったよ。
 だって、明日の朝ごはんがどうのこうの、って言ってたもん。」

などと報告する。

それを聞いていた夫があきれたようにつぶやいた。
「キミたち、なんでそんなこと分かるの?」

すると、私も含めた女3人がいっせいに反論。

「えーーー?お父さん、なんで気がつかなかったの?
 聞こうと思わなくたって、聞こえてきたじゃん。
 話をつなぎあわせれば、分かるじゃん。」

我が家のもう一人の男性メンバーであるゴン太郎に至っては、
「何の話?」と隣に人がいたことすら意に介していなかった様子。

そう、日頃から私も思っているのよ。
職業に性差はないのかもしれないけれど、
世の中のすべての人がそうではないのかもしれないけれど、
少なくとも我が家の男性陣には向いていない職業、
それは



探偵
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by antmama-kei | 2008-03-17 17:36 | 日々のつぶやき