2005年6月30日(木)
2005年 06月 30日
9時半ごろ帰宅すると、小二の長男がまだ起きていた。
何度も促されてようやくお風呂に入り、
何度も促されてやっとベッドに向かった。
と、思ったら30分もしないうちに2階から降りてきた。
部屋まで付いていき、「おやすみ」と戸を閉める。
なのに、また30分もしないうちに部屋から出てきて、
ひとりでポツンと階段に座っている。
これは変だぞ。
ベッドに入れてもすんなり寝ない、
または、夜中に起き出してくるときは、
たいてい、体調が悪いと相場が決まっている。
また喘息が出るのかな?と思い、
胸の音を聞いてみるけれど、いつもと変わりはない。
「今日、学校で何かあったの?」
「ううん!」即座にクビを振る長男。
はは~ん、何かあったんだな。
「ケンカした?」「してないよ」
「誰かに何か言われたの?」「別に」
う~ん、何だろう、今までにないパターンだなぁ・・
ふと思いついて聞いてみる。
「何か怖い話でも聞いた?」「・・・・・・・・」
ビンゴ!
「誰が怖い話をしたの?お母さんにお話してくれる?」
長男は、オトコの子はみんなそうであるように、
細々と聞くと面倒がって詳しく説明してくれない。
押したり引いたり、つついたりしながら、ようやく聞き出せたのは、
今日、学校でYくんのお母さんが読み聞かせをしてくれた本が、
原爆のお話だった。
ということ。どうもショックだったようだ。
「どんなお話?」と聞くと、きまり悪そうにしながらも「説明させんでよ。」と言う。
「じゃあ、本の名前だけ教えて。」「まちんとって」
なんだ?それ??
調べてみると、『まちんと』というのは松谷みよ子さんの絵本で、
原爆に巻き込まれ、トマトを「まちんと、まちんと」(もう少しちょうだい)と言いながら
亡くなっていった3歳の女の子が主人公だった。
絵は司修さん。
この人の絵は、昔何回か雑誌で見たことがある。
私はキライではないけれど、子どもには少し激しすぎる印象だったのかもしれない。
原爆が落ちて、どういうことが起きたかということ、
そして、小さな子どもが苦しんで亡くなることがあるということも
長男の小さな世界には存在していない。
いきなり崖っぷちを覗かされたように、
恐怖ですくみあがってしまったらしい。
現実と虚構の世界が区別できない子どもが多い今、
こういう絵本から現実の恐怖をかぎ取れる長男の感性は、
大事にしてやらなければ、と思った。
昨夜の就寝 1時 今朝の起床 5時
★本日のメニュー
トンカツ・ジャガイモとニンジンのコンソメ煮・ブロッコリー
インゲンとベーコンの玉子焼き・ミニトマト
★本日の段取り
1.ニンジン・ジャガイモをコンソメ・砂糖で煮る。
2.トンカツ(生協)を揚げる。
3.ブロッコリーをゆでる。
4.インゲンをさっとゆで、ベーコンを湯通しする。
卵を溶き、塩を加えて、半量を卵焼き器に流しいれる。
インゲンとベーコンを並べて巻き、残りの半量を入れて巻き上げる。
5.1の水気がなくなったら、バター・醤油を入れて混ぜる。
★コメント
またもやお料理実験の神様が降りてきました。
インゲンとベーコンを卵に巻くなんて、キレイにできるわけないじゃん、
とつぶやく理性と、
やってみなきゃ分からないじゃん、と闘志に燃える理性が戦って、
実験開始!と相成りました。
まあまあキレイに出来たかな、とは思うんですが、
インゲンが一列に並んだところは、まるで信号機、
ビジュアル的にはイマイチ気に入らない・・
リベンジ待機メニューがまた増えましたヽ(´▽`)/
by antmama-kei
| 2005-06-30 15:17
| お弁当