パーフェクトな渋皮煮!・・のはずが
2006年 09月 27日
ご近所づきあいが濃密な熊本では、
旬の野菜や山菜や、ときには手作りのお菓子やおかずまでも
おすそわけに預かることが多い。
ただ旬の時期、どこからいただくのも同じものということが多く、
毎日毎日、なんとかしていただいた食材をやっつける、
ということもしばしば起きること。
ということで、実家から大量の栗が届いた日、
姑の友人Tさんから、袋いっぱいの栗をいただいた。
姑は
「うちにはたくさんあるけんよか、ていうなら、次からはなぁ~んもやらっさんけん。」
(たくさんあるからいいですよ、って言ったら、次から何にもくれなくなるから。)
と、くれるというものとタダのものは絶対断らない主義。
それどころか、くれるつもりのない相手に、
上手におねだりしてものをもらってしまう、というワザにも長けている。
ということで、一袋増えた栗。
とりあえず、冷蔵庫に押し込んだ。
そして次の日、
事務所のそばのクリーニング屋さんが、なにやら袋を抱えてやってきた。
「お宅は子どもさんがいらっしゃるで、栗は好きでしょう。」(彼女は名古屋出身)
袋にいっぱい詰め込まれているのは、これまた栗。
「わぁ、嬉しい、子どもたち大好物です。ありがたくいただきます♪」
と、とっさに口をついて出る言葉に、われながら役者やのう、と思ったりして(笑)
先日、ご近所のお友達Sさんにもらった栗は、栗ご飯と渋皮煮にした。
何年かぶりに作る渋皮煮を、ゴン太郎がとても珍しがって、
作る間中、コンロにへばりついて一部始終を観察していたのだけれど
久々につくったせいか、煮すぎて失敗。
ようし、リベンジと行こうじゃないの。
昨夜、遅い夕食後に眠気とたたかいながら皮を剥き、
今日は朝から渋皮煮にチャレンジ!
すこしボケたけど、写真のようなつやつやの完璧な渋皮煮が出来た!
ヤッタァー!\(`∇\)(/`∇)/ヤッタァー!
記念撮影後、わくわくしながら試食・・・・・・おいしくない( ̄□||||!!
そういえば、鬼皮にカビが生えてたっけ。しなびたのもあったなぁ。
収穫してからずいぶん時間が経っていたんだろうなぁ。
教訓:渋皮煮は、おいしい栗で作りましょう
*写真の器は、実家の母の作品です
by antmama-kei
| 2006-09-27 14:09
| 美味しいものみっけ!