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5時起きでのお弁当生活、春から新たなステージへ!!


by antmama-kei
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みなまた紅茶

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コーヒーを飲まなくなって1年半が過ぎた。

出先でコーヒーを出されたときにはいただくが、
自分から、コーヒーを淹れて飲むことはしない。

以前の私は、一日に平均5杯はコーヒーを飲んでいた。
大きなマグカップになみなみと注いでいた。
豆にはこだわっていなかったけど、好きなブランドはあった。

一昨年の夏、階段を上れなくなったのに気がついた。
その当時、ビルの3階にあった事務所に行くのに、
いちいち踊り場で休まなければ上がれなかった。
誰も見ていなければ、手をついて這い上がった。

それと同時に無気力になり、何もしたくなくなった。
仕事はとどこおり、頭では前に進みたかったが、
カラダは全く言うことを聞いてくれなかった。

これはヤバイかも、と病院へ行ってみたところ、
妊娠中でもありえないほどの重度の貧血だった。
「もう少し数値が低かったら、輸血です。」と言われ
思い当たることがあった。

その頃の私は、季節を問わず、製氷室の氷をガリガリ噛んでいた。
氷食といって、これも鉄欠乏性貧血の特徴なのだそうだ。

鉄剤を数ヶ月服用して、元気を取り戻したころ、
「東京からすごい気功師が来るから、治療を受けてみたら?」
と知人に勧められた。

1時間くらいかけて、揉んだり、マッサージしたり、押さえたり
という治療をしてくれたあとで、W先生は
「あなたは紅茶を飲みなさい。コーヒーは絶対に飲んではダメ。」
と言い渡した。

良く知られているように、お茶にはタンニンという成分が含まれていて、
体内の鉄分と結合して排出されてしまうので、
お茶の飲みすぎは、貧血まっしぐらのはず。

半信半疑だったけれど、治療のあと、
10年ぶりくらいに顔が上気し、耳たぶが熱くなって
体中の血液が流れ出した感覚を覚え、
W先生の言葉に従って、飲み物は全て紅茶に変えた。

すると・・半年後の血液検査の結果を見た医者が
「いやぁ、全く正常ですよ。何をしたんですか?」と驚くほど
数値が良くなっていた。

そして、生まれてこの方悩んできたといっても過言ではない
超ウルトラスーパー頑固な便秘が、ウソのように治っていた。
ボッコリと飛び出ていたお腹がへこんできて、Gパンがゆるくなった。

科学的な根拠は全くないのだけれど、紅茶が効いたとしか思えなかった。
体質に合っている、ということなのだろう。

もともとお茶は大好き。
だからおいしい紅茶を求めて、色んなところから買ってみた。

イギリスのサイトを教えてもらって、取り寄せたこともある。
値段が安いのに、日本のティーバッグよりずっと風味豊かでおいしかったのだが、
送料がバカ高いので、しょっちゅうは買えない。

そんなとき、仕事で水俣に行き、
取材先の観光農園の売店で『みなまた紅茶』というのを見つけた。

もともと、紅茶も日本茶もウーロン茶も、使っている茶葉はすべて同じ、
カメリア・シネンシスと呼ばれる、ツバキ科の植物だそうだ。

だから、理論的には日本の茶葉でも紅茶は出来るのだけれど、
国産紅茶を作っているところは、そんなにたくさんはないらしい。

かねがね、国産紅茶を飲んでみたいと思っていたので、
迷わず『みなまた紅茶』を買って帰った。

最初に飲んだときには、「?」だった。
紅茶とは少し風味が違う、でも日本茶ではない、
ウーロン茶とももちろん別物の味。

しかし、続けて飲むうちにハマッた。

外国産の紅茶には、主張がある。渋みだったり、苦味だったり、フレーバーだったり・・
さまざまな個性がバランスを取っているのが、外国産の紅茶だと思う。

それに比べて、『みなまた紅茶』は渋みまろやか、苦味も強くないし、
フレーバーなんてついてない。
無色透明のようなスゥーッとした味わいなのだけれど、
あとからじんわりと、旨みのように戻ってくる風味がある。

ほんのり甘く、お茶の葉の香りがするような・・

『みなまた紅茶』にはお茶菓子が要らない。紅茶だけで十分に楽しめる(と私は思う)。

最初の一袋を飲んでしまったので、製造元のみなまた茶組合さんにメールしたら、
すぐに二袋送ってくださった。

というわけで、今日も私は紅茶三昧。はぁぁ~しあわせ・・・
by antmama-kei | 2005-05-27 18:35 | 日々のつぶやき